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2016.12.14
一戸夢ファーム通信(12月14日号)
たらっぽのとげとげなぜに生えにしか凶器のごとく鋭くとがる
たらのめを生かす力は土の底枝の数倍根っこは伸びる
(柳川紀真)
促成のタラノメの枝切りを雪が少し積もって土には霜柱がざくざくで歩きにくかったけど切り取りをしました。
研修生のタラノメ栽培の練習といい株をみつけることを兼ねての作業です。
面積を大きくやっている農家は枝切りを草刈機でやりますが200本程度なのでのこぎりで行いました。
来年の枝確保のため念のために2芽残しで地際から切り取りました。草刈機での切り取りは慣れないと危険…
2メートル近い枝に凶器のごとき棘がびっしり。
まちがうと体の方に倒れてきます。
厚手の皮手袋でも棘はつき刺さるので厚手の服を着ていないとケガをします。
研修生と二人での作業… なんとか終了。
写真のようにハウスに運びやすい場所に枝を収納しました。
育種用に選んだ8系統に加え、枝の太い4株を選抜し生育と特性の調査も行いました。
写真のように太さも棘の出方も様々。
棘びっしりから少し少ないもの。上の方に棘のないものもありましたよ。
年明けから節ごとに一コマ切りして促成栽培します。
選んだ系統は発生するタラッポの品質をチェックして選抜に利用します。
これまでの経験では植えて3年目にはかなり病気で枯死する株が多い場合がありますが、今の株は3年目の枯死は皆無…
8年ぐらい死なないで残る株の選抜が目標です。
来年は4年目… それにしても時間のかかる仕事です。
私のほうが先がない―…… まあ頑張りましょう。