はじまりは、夢ファーム。新規就農者のための農業研修機関

ホーム  >  一戸就農ストーリー  >  與羽さん

一戸就農ストーリー

農業はたいへんですが、やりがいがある。
自分のタイミングで仕事ができるのが魅力。

與羽さん

農業経営開始:平成28年10月1日
生産品目:ほうれんそう、水菜、小松菜、キャベツ(予定)
会社員から農業に

 ずっと会社員として他県で暮らしていたのですが、転勤も多い会社でしたし、子どもが小学校にあがるのを機に、農家の実家に戻り、平成27年の秋に農業を始めました。小さいころからずっと家の手伝いはしていて、中学のころには畑でトラクターにも乗っていましたから、まったく初めてというわけではないですけど。平成28年に新規就農し、秋から自分の名前で出荷するようになりました。1年目はほうれん草、水菜をつくっていて、この冬には小松菜をつくり、そのあとはキャベツを始める予定です。成長の早い水菜とか、定植してからゆっくりできる、ほうれん草とか、成長のタイミングを見越して作物を決め、1年間、休むことなく、出荷できるようにしていきたいです。

冬でもハウスで野菜栽培
休みはないけど子どもとは遊べる

 いまは就農したてですから、休みはまったくないですね。用事があるとき休むくらいです。実家で手伝っていた夏のリーフレタスなどは朝5時起きとかで夜8時まで仕事することもあります。でも、会社員時代は夜9時とか10時に帰っていたので、子どもとの時間はいまのほうがとれていると思います。時間があれば子どもと遊ぶようにしています。夏は海に行くし、冬はスキー。アルペンスキーをやっていたので、子どもも連れていくのですが、ピアノの方がいいみたいです。

両親がやっているしいたけもときどき手伝います
忙しくとも自分で時間をつくれる仕事

 出荷を始めたばかりですが、ゆくゆくは親の年商に負けないようやっていきたいです。今はまず、野菜を腐らせないことが目標です。わからないことは父に聞いたり、出荷先の農協で会う仲間に聞いたりしています。よその農家の野菜を見ると刺激を受けますし、情報交換してやっていければいいなと思います。
 農業はたいへんですが、自分がつくったものをお客さんがおいしいといってくれるのがうれしくてやりがいがありますし、昔より安定してる仕事だと思います。時間がないなかでも、会社員より、自分のスケジュールを自分で組んで、自分のタイミングで仕事ができる自由なところが農業の魅力なのではないかと思います。個人的な目標は、嫁さんと約束したディズニーランドに今年も行くことと、あとは、まあ、マイホームですね。

出番を待つ小松菜のセル苗