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一戸就農ストーリー

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一戸就農ストーリー

意気込まず、やれるなかで楽しくやる
暮らしにあった就農スタイル。

渡邊さん

農業経営開始:平成27年9月1日
品目:ごぼう種子、ねぎ種子
就農のきっかけは引越

 ねぎとごぼうの種を採っています。新規就農して2年目です。
 土地は、もう歳だから畑をやめる、という方から、お借りしています。
 もともと一戸の奥中山出身ですが、農家ではありませんでした。ずっと一戸を離れていましたが、家族が倒れたのをきっかけに、主人と奥中山に帰って来ました。その時、妊娠中だったので、子育てするなら自然豊かな場所がいいと思い、そのまま奥中山に住むことにし、マイホームも建てました。

ごぼうの種を脱穀中
収入のための種農家

 ローンの支払いもあるし、何か仕事を…と考えた時、奥中山には畑もいっぱいあるし、農業してみようかなぁ、と思ったんです。もともと家庭菜園は好きだったので、土を触ることに全く抵抗はありませんでした。
 ちょうど同じ頃に、「種取りを始めたんだ」、という友人がいたので、種苗会社の方を紹介してもらいました。農業のスタートとしては、かなり無防備だったかもしれませんが、意気込んでというより、楽しくできればいいなと思っています。

面倒見のよい種苗屋さん(左)と、ときどき手伝ってくれるご主人(右)と。
ごぼうは木になるんです

 秋にごぼうを植えると、春になって芽が出て、どんどん大きくなって木のようになり、幹も5㎝くらいになるんです。あざみのような花が8月ころに咲いて、トゲトゲの実がなって枯れる9月に入ると、そこから一か月くらいは大忙し。とにかく、はじける前に手で摘み取ります。
 実の中には種が100粒くらい入っています。栗のイガとは違って、触っても痛くは無いのですが、収穫時に中に入っている小さな細かいトゲが飛び散るので、とても大変なんです。完全防備でやるのですが、それでも入り込んだトゲが体に刺さると、なかなか抜けないので、ピンセットで抜いたりしています。このイガイガちくちくがあるので、ちょっと人には頼みにくい仕事ですね。
 種だと植えてしまえば、花が咲いて枯れて種になるまで、さほど手間がかからないので、他の生野菜を作るよりはリスクが少ないかも、と思ってはじめましたが、買い取ってくれる種苗屋さんが滝沢市にあり、とっても手厚く面倒を見てくれるので、まったく不安はありません。
 将来は、他の種類の種にも挑戦してみたいです。そして、いつかキッチンカーを手に入れて、主人が焼いたパンをつかって、カフェなんかにも挑戦してみたいと思っています。

ごぼうの種。チクチクさえなければ、農業としては取り組みやすい